MOTO CYCLE
単車はいつもの街を非日常にしてしまう魔法の道具。
エンジンの音と熱気と振動。
ガソリンと鉄が焼ける匂い。
体で感じる季節の風と重力。
全部のパーツにこだわりつくした自慢の単車。
お気に入りのブーツ、グローブ、ヘルメット。
「いつもうれしい」を味わえる道具でもある。
乗るだけじゃなくイジルのも好き。
キャブやエンジンセッティングは、
成功か失敗がダイレクトで楽しい。
何機もエンジンをダメにしたけど、
今の物づくりの原点かもしれない。
そして、いつもあの頃に戻れる魔法の道具。