こだわり 無垢家具 オーダー家具

オーダー家具|無垢家具

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KOMA.co.,ltd

Japanese handmade furniture

■こだわり
喜んでもらいたい、だから、こだわりたい。

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仕上げ

komaでは、独自の仕上げ方法をとっています。
①だんだん「目」を細かくしながら4工程に分けて木材をサンドペーパーで磨き込みます。
②スベスベになった木材にポアーオイル(下地剤)を擦りこみます。
③24時間乾燥させた後もう一度さらに「目」の細かいサンドペーパーで磨き込みます。
④天然オイルを擦りこみます。そしてよく拭き取ります。
⑤天然ワックスを擦りこみます。またよく拭き取り完成です。


オイル仕上げのナチュラルで優しい風合いを残したまま耐水性、防汚性の高さが魅力です。制作時の手間は当然かかりますが、メンテナンスがしやすく「無垢材を生かす」仕上げ方法を採っています。新品の状態が一番ではなく、永く使っていただくなか愛着と共に艶を増しどんどん良くなっていく。そして本当の完成を迎える。一つの傷にお客様のストーリーが刻まれる様な家具に仕上がります。
*キズがついた時などのメンテナンスもご家庭のオリーブオイルなどで簡単におこなえます。
LinkIconその他の仕上げ方法に関してはこちらをご覧ください

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板の木目合わせ(テーブル・座面などの板モノ)

KOMAの無垢テーブルは同じ真四角のデザインでもまったく違う印象を与えます。
それは、板の剥ぎ方の美しさや躍動感が全く違うからです。
時間と材料を惜しまず、全神経を集中して、木目を使って絵を描く様に剥ぎ合せます。
これは、出来ない人には一生出来ない技術です。比べれば、誰が見ても一目瞭然です。
テーブル天板や座面など広い面で使用する板は「幅広」の材料(20cm前後)を使用します。
また、同じ丸太から採れた材料を使用する為、材料の狂いが少なく木目や色目も統一され
美しいものに仕上がります。
LinkIcon取扱い樹種等に関してはこちらをご覧ください

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椅子のデザイン

椅子は真正面からではなく「後ろ」から見た時、特に美しく見える様にデザインします。
テーブルの下にきれいに納まっている姿、そこから引き出される時の姿、
それに座る人とその椅子の姿、そんな日常の中の椅子の姿は「後ろ」から目にする事が大半だからです。
その椅子に座る人がより美しく見える様に、その椅子に座ると少し何かが変わる様な、
心の背筋が少し伸びるような、そんな日常に少し彩を添えるような椅子を作ります。

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収納家具

収納は、隠す様に置くものではない。堂々とリビングに置いて絵になる収納を。
壁際にヒッソリ置かれる必要もない。部屋の中央に置いても引けを取らないクオリティーを。
その為、テーブル同様、木目で絵を描く様に前板を並べていきます。
また、背面や内部にもしっかりと仕上げが施されています。
納得するまで、時間と材料を惜しみません。

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カンナ

鉋は数ある手道具の中でも特殊なモノと言えます。
「使う技術」も然ることながら「仕込む技術」が何より大切な道具です。
2枚で1組の刃の微妙な角度、刃先の「つぶし」の大きさやその角度、
そして要となるのはの胴体である木台の調整。カンナをカンナで削ります。
それらは、0,1㎜以下の緻密な世界です。
それらが本当に自分の感覚として体に染み込むには10年では足りません。
そうして完璧に仕込まれたカンナは、どんな方向や角度から削っても木を
スベスベに仕上げる事が出来ます。
近年は、本当に使いこなせる職人はあまり目にする事もなくなりましたが
カンナが使いこなせるかそうでないかでは仕上がりに天地ほどの違いがあります。

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刀・小鉋・ノミ

これらは「使う技術」に頼る道具です。
木目方向や角度を誤ると全く削れません。
常に木目を読みながら引いたり押したりして削ります。


その結果、機械には真似の出来ない繊細な仕上げやフォルム
を形づくります。

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刃物研ぎ

「刃物が研げる」というのは基本中の基本ですが
「どこまで研げるか」という事になるとまた話は変わります。
写真は、まっすぐ研げている証です。砥石と刃がピッタリくっついて、
手を放しても刃は倒れません。もちろん「切れ味」が違います。

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木取り

カーブした部材を採るのか、真っ直ぐな部材を採るのか、
状況に応じてその都度、木目の流れ方や位置を気にします。
これにより美しさはもちろん、強度も変わります。

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生産体制

量産をすれば当然コストは下げられます。と同時にこだわりやクオリティーも下がります。
一点物であれば作り手は、こだわりを注ぐ事が可能です。しかしコストが跳ね上がります。
大量生産、大量消費では得られない、モノに対する感情や価値、
また、こだわりはあれど「ただ一点もの」だから「高額」というモノも、
同様に価値は無いと思っております。
「こだわりや、クオリティーを守りながら、コストのバランスが取れる数を作る。」
そこに価値の本質がある様に思います。