2015,9,16/好きこそものの上手なれ
「スゲエ子達」のつづき。
「好きこそものの上手なれ」
そりゃそうだ。
それしか無い。
ほとんどの才能は好き過ぎて、どっぷりハマった結果が創るもんだ。
んで、ハマるもんなんて見つけようと思って見つかるもんじゃない。
いつのまにかハマっちゃってるもんだ。
ヤラなきゃしょうがねえから無我夢中でヤッてるうちにいつのまにか。。だ。
俺の場合は修行開始1ヶ月で彼女(現在妻です)に子供が出来て、
「もうヤルしかねえ」って思えてラッキーだった。
三国志時代を創ったと言ってもいい「背水の陣」ってやつはウソみたいにシンプルだけどスゴい作戦だ。
ほんの少しでも、とりあえずでも興味があるから始めた事そのものが才能の種だ。
それと出会える事は一生のうちで何度も無いから続けないともったいない。
「実際やってみたら自分には向いてない。才能が無いから辞めます。」
なんて言うガキを見る事があるけど「テメーはバカか?!」って言う。「才能あるなんて思ってたの?」って。
先天的な「本当の才能」がある人なんてほとんどいない。99,9%の人が凡人。
本当の才能なんていうのが発揮されるステージは遥か彼方の雲の上。
スポーツで言えばプロ野球、Jリーグ、オリンピック。もっとそれ以上かも。
俺ら家具職人で言えば日本トップレベルのステージより上。
それより下なんて努力だけでなんとでもなる。
毎日10時間頑張っても1年で3650時間
トップレベルまで行くのにどんなに早くても10年。
一生そこまで行けないのがほとんど。
だから、ほとんどの場合、本当の才能なんてもんは関係ないところの話。
チャレンジ開始から数年のガキが才能なんて語って言い訳してんじゃねえ!!と思う。
だから続けてほしい。
せっかく頑張った数千時間が無駄になる。
一生懸命やってると、もっともっと好きになってくる。
楽しみがわかってくる。嬉しいだってある。
また欲しくなる。
辛いよりも、もっと欲しいが強くなる。
ただのジャンキーだ。笑
でも、ジャンキー15年やってたら「才能あるね〜」って言われるようになる。
そんなもんでしょ才能なんて。
「だから頑張れ〜」
って我が社のぶきっちょな若い衆に言ってやりたいけど口に出しては言えないからココに書く。
「器用とぶきっちょ」につづく。