2014,12,1/技術の事
「楽しいことだけ」のつづき。
俺は「我流の技術」を認めない。型の無いマスターベーション的なハンパもんだと思う。
型が有るから型破りになる。型が無えのを形無しっていう。
脈々と受け継がれたものをしっかり修行して受け継ぐっていう作業をサボっちゃったら何があるんだ?
とは言え俺はラッキーでたまたま修行させてもらった日田工芸がいい会社だった。
職人歴70年。最後の昭和の職人なんていう親方衆が残ってて、しこたまシゴイてもらった。
もうみんな引退して会社も無い。でも技術は俺が引き継いだ。もっと進化させる。
そして伝える。絶やさない。世界中に広げる。最高だって認めさせる。これが恩返し。
まだまだ技術そのものが理想に届かない。
う〜ん。やるしかねえ。
「理想に想ってたこと」につづく。