2015,9,19/器用とぶきっちょ
「好きこそ物の上手なれ」のつづき。
結論から言うと「ぶきっちょ」嫌いじゃない。
イライラはするけど。
チームで見ると良い事がある。
ぶきっちょの面倒をみんなで見る事で一体感が生まれて、
その子が少しづつデキるようになってくると小さな達成感が生まれる。
デキるようになったぶきっちょは、ペラペラ覚えた器用な子より技術が体に深く浸透していて忘れない。
苦労して覚えたぶん、ポイントが分かってるから後輩に教えるのが上手い。
何より、ストーリーがあって将来の酒の肴になる。
だけど、ぶきっちょはそこまでいくのが難しい。
失敗も多い。当然怒られる。任されない。後輩に抜かれる。などなど。辛い事ばっかり。
だから続かない。
でも、修行がある仕事ってのは、ちゃんとモノにするのは苦労するけどモノにしたら
「俺はコレがデキる人です!」って自信満々に言えるイイ仕事だと思うんだけどなあ。
まあ止めはしないけど。いつか出来るようになる!なんて事は言えないし。
環境をつくるのは本人しか出来ないし。
俺に出来る事は、一生懸命働いてくれてる事に感謝する事ぐらいかな。
「感謝する人たち」に続く。